労災保険について

労災保険とは

大分市大手町に事務所を構えております、轟社会保険労務士事務所 代表 轟憲人です。

2回に渡り、労働災害について簡単に説明させていただきましたが、最後に労働保険についてお話したいと思います。

事業主は1人でも雇用した場合、労災保険に加入する義務があります。

労災保険とは、事業主が雇用する従業員が業務中や通勤中にケガをしたり、疾病にかかったりしたときに、その補償を行うために国が制度として設けている公的な保険です。

業種によって程度の違いはありますが、どのような仕事でも、通勤中に交通事故にあうかもしれませんし、業務中に転倒してケガをする可能性はあります。

そのため、事業主は誰か1人でも雇用した場合には、労災保険に加入しなければいけません。

最初に雇用した人が週1日しかシフトに入らないアルバイトであっても、事業主は労災保険に加入する義務があります。(これは雇用保険も同じです)

労災保険の請求は労働者本人やその家族が行ってもよいですが、個人で請求しようとするのはそれなりに大変です。

また、会社も労災の発生に大なり小なり関係しているため、本人の代わりに会社が手続きを行うのが一般的です。

労災の申し出があった場合、会社で書面を用意して本人に渡すなど会社側でもすぐに対応が取れるよう、準備しておきましょう。

通常、労災保険と※雇用保険を合わせ労働保険として加入します。

(※雇用保険に関しましては労働条件によって加入の条件が変わります)

労災保険の加入や手続きについても、お気軽にお問い合わせください。

労働保険とは|労働保険特設サイト|厚生労働省 (mhlw.go.jp) ↓

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/hoken/tokusetusaito/about.html

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